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難しいうつ病…

日常の、精神科の診療では、絵に描いたような典型的なケースの方がむしろ少ないと言うべきでしょう。人生の全てを聞くことは不可能だし、得られた情報はどうしても完全ではありません。新たな情報が加わることによって、診断が変わるということは、起こり得るのです。
ところが、それを実際に診断しようとすると、このケースに見るように、とたんに、難しいものとなり、医師によっても判断がわかれてしまう結果となってしまうのです。現状では、この亜型分類は、「患者さんの症状を聞くことによって確実に分類できるような診断分類」というよりも、むしろ、その医師がもつ、「その患者さんをどのように見立てて治療していくか、という治療のための仮説」と言ってもよいかも知れません。
パーソナリティーの障害を基盤として、神経症的なメカニズムでさまざまな精神症状が出現する、と考えることもできるし、うつ病の治療中に賦活症候群が起きたと考えることもできる。
そしてまた、双極性障害を基盤として、不安障害やパーソナリティー障害を合併していると考えることもできる。実際はその他にも、さまざまな見方をする医師(たとえば混合状態という見方など)がいることでしょう。
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うつ病と脳血流の関係

うつ病は精神疾患ですので、原因の特定や治療が専門医の方でも難しい面があります。しかしながら精神を生み出すのは紛れも無く脳であり、うつ病は近年では脳の異常が発見されています。うつ病に関すること、これは脳が全身を巡る血液と密接に繋がっている事が裏付けられており、そこから異常をきたしているのがよく分かります。また、脳血流の変化は、うつになった結果起こったことであって、原因ではないのです。
脳血流検査によって、うつに対応する脳機能変化を客観的に測定することができたとしたら、診断という面では大きな進歩であります。しかし、それは脳の病変そのものではなく、脳血流検査は治療に直接結び付くわけではないということを頭にいれておかなければなりません。
血液は人間の体のあらゆるところを巡っており、血流はその健康のバロメーターとなっています。そして脳は血液も通して人間の体を動かしており、持ちつ持たれつであるということです。
血流を良くする事によるメリットは脳が健康に保たれる事に繋がり、脳が健康である事のメリットは計り知れません。血流は健康な状態から定期的に検査し、その結果を指針として健康維持に役立てていくことが大切となってきます。

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